一枚板・原木家具の祭り屋

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2025.10.21 ブログ 一枚板テーブル どんな脚が良い? 気に入った一枚板に出会ったとき、「テーブルにしたい!」というお客様がほとんどです。 その際によく聞かれるのが、「脚はどれを選んだらいいの?」というご質問。 今回は、祭り屋でお選びいただける脚の種類についてご案内いたします。 1.脚の素材について 素材は「木製」と「スチール製」があります。 木製脚:モンキーポッド材・ケヤキ材・アッシュ材(アッシュ材は6色展開) スチール脚:黒色 どちらも頑丈で安定感がありますので、お好きなデザインや使い勝手で選ぶのがおすすめです。 2.脚の形と特徴 ■4本脚 もっとも一般的な形。テーブル下が広く使えて、どんな空間にもなじみます。脚の形は「正方形」または「長方形」。長方形タイプは八の字(ななめ)につけるケースも多いです。※木製のみ ■Tの字脚 一枚板の力強さを引き立てながら、空間をスマートに魅せるデザイン。組み替えることでローテーブルにもできます。木製とスチール製があり、素材によって太さが違い、印象が異なります。 ■ロの字脚 すっきりとスタイリッシュな印象。テーブル下の空間も広く使えます。こちらも木製・スチール製の両方があり、太さが違い、雰囲気が変わります。 ■1本脚(祭り屋オリジナル) 一枚板の迫力を際立たせるデザイン。中央に1本貫(ぬき)があることから、このように呼んでいます。四隅に脚がないため、端までゆったり使え、ベンチとの組み合わせにもおすすめです。 貫は「上」「下」からお選びいただけます。 ※木製のみ 3.高さについて どの脚もご希望の高さをご相談ください。ダイニングテーブル・ローテーブル・カウンター・デスク、など、ご用途に合わせて対応可能です。 4.脚で変わるテーブルの印象と使い勝手 脚のデザインひとつで、テーブルの印象やお使い勝手が変わってきます。 迷われる場合は、店頭でサンプルや画像を見比べながらお選びいただくのがおすすめです。 また、実際にお客様が選ばれた組み合わせをこちらのページでもご覧いただけます。👉お客様の声(祭り屋公式サイト) 5.その他のご希望について 掲載以外の形状やデザインにつきましても、ご希望がございましたらご相談ください。 一枚板にぴったりの脚選びで、世界にひとつのテーブルを。 > 続きを見る
2025.10.20 ブログ 秋冬の一枚板メンテ術|乾燥・反りを防ぐ基本 空気が乾く秋冬は、一枚板にとって要注意の季節。この記事では、湿度45〜60%の維持や置き場所・拭き取りのポイントなど、毎日できる実践的なケアを中心にまとめます。 秋冬に起きやすいトラブルと原因 乾燥で木から水分が抜けると、収縮=反り・割れのリスクが上がります。暖房の直風や窓際の急激な温湿度差も負担になるため、まずは「乾燥させすぎない環境づくり」が土台です。 湿度の目安(45〜60%)と管理のコツ 室内の**湿度は45〜60%**を目安に。40%を下回る日が続くなら加湿を検討。 過加湿は結露の原因になるため、数値で管理することが大切です。 加湿器の置き場所 テーブルから1.5〜2m程度離して設置し、ミストの直当ては避ける。 超音波式はミネラル由来の“白い粉”が付着することがあるため、定期的な清掃と距離の確保を意識。 壁や大型家具との距離も20cm以上空け、空気が回る位置に。 避けたいレイアウト・使い方 エアコンやヒーターの直風が当たる位置、床暖の急加熱が起こる位置は避ける。 窓際の直射日光は温度差が大きく、反りや色変化の原因に。カーテンやフィルムで緩和。 ホットプレートや熱い鍋の直置きはNG。鍋敷き・コースターを使いましょう。 毎日の拭き取りルール 基本は乾拭き。 汚れは固く絞った布で軽く拭き→すぐ乾拭きで仕上げる。 コースター&鍋敷きの選び方 コルク/ウールフェルト/木製は相性◎。熱・結露の影響を緩和します。 金属・石・ガラスの直置きは熱伝導が強く、白濁や跡の原因になりやすいので注意。 反りの“早期サイン”を見つける テーブルの端がわずかに浮く/足元がガタつく。 テーブルを横から見て、長辺のエッジを目線と一直線に重ねる。一直線なら正常、反りがあると弓なり(中央が浮く/沈む)や波打ちが見える。 可能なら薄い定規や糸をエッジに当て、真ん中だけ隙間ができる/端だけ当たるといった偏りをチェック。 →早期なら湿度調整+設置環境の見直しで収まるケースが多め。長引く場合は早めにご相談ください。 レイアウトの小ワザ 壁から5cm離すだけで空気が回りやすく、反り予防に有効。 窓際しか置けない場合は遮光レース+断熱フィルムで温度差を緩和。 エアコン×加湿器の置き方 直撃NG:エアコンの風が一枚板に直接当たらない位置に置く 運ばせる配置:エアコン吹き出しの斜め前・やや下で、テーブルから1.5〜2mほど離した場所に。 風は加湿した空気を部屋の奥へ運ぶイメージ。 壁や家具から20cm以上離して、空気の通り道を作る。 NG例:吹き出し真正面や直下の直撃/テレビや木製家具の真横(白化の原因)/窓際で温度差が大きい場所。 一言まとめ:「直撃させないで、風に運ばせる」。   まとめ 秋冬の一枚板は、環境(湿度・風)×運用(拭き取り・置き方)で守れます。 今日からはこの5点を徹底すればOK。 なるべく湿度45〜60%をキープ エアコン直風は当てない。加湿器はエアコン直撃を避けつつ、風に“運ばせる”位置へ。 毎日乾拭き→固く絞って軽く→乾拭き。 テーブルは壁から5cm離して通気、窓際の直射はカーテン等で緩和。 熱と水分の直撃を避ける:コルクや木製のコースター/鍋敷きを常備。 これからの時期はとにかく乾燥に注意です。 もし何か板に異変を感じたらすぐにご相談くださいませ。 M > 続きを見る
2025.10.20 ブログ スタッフが選ぶ!お気に入りの一枚板 スタッフが選ぶ!お気に入りの一枚板 ―田川&三浦の“推し板”紹介― 祭り屋には、たくさんの個性あふれる一枚板が並びます。 同じ木でも表情や色、形がぜんぜん違って、見ているだけでも楽しいんです。 今回は、そんな中からスタッフの田川と三浦が、 「これはぜひ見てほしい!」と選んだお気に入りの一枚をご紹介します。 コメントには、それぞれの人柄やセンスがにじみ出ています。 ホームページの商品写真の下におすすめコメントが記載されていますので、ぜひご覧下さい。 ■田川(たがわ)海老名店、東五軒町店勤務 紳士服の販売を長く手掛けてきた、販売のベテラン。 今は一枚板や家具の世界で、お客様に丁寧に説明をする姿がとても印象的です。 落ち着いた話し方と誠実な対応に、思わず「この人に任せたい」と感じる方も多いはず。 「一枚板は木との“出会い”です。 実際に見て、触って、自分にしっくりくる一枚を選んでほしいですね。」 田川のお気に入りはこちら! 屋久杉一枚板t943 アフリカンローズ材一枚板t696 ポプラ材レジン仕上げ一枚板t909 欅(けやき・ケヤキ)材玉杢一枚板t708 栃材一枚板t096 落ち着きがあって上品。田川らしい、安心感のあるセレクションです。 どの板も空間をグッと引き締めてくれる存在感があります。 ■三浦(みうら)海老名店勤務 若くてセンスのあるスタッフ。 お店のプライスカードや脚の説明文、木の硬さ・色合いの図表など、 デザイン関係の仕事を幅広く担当しています。 Illustratorを使ってデザインをサクサク仕上げる、頼れる存在です。 さらに、個人ではブランドバッグのコーティングも行っている器用な一面も! 👉三浦のInstagramはこちら 「一枚板は、それぞれに個性があって“生きていた証”が詰まっています。 そんな木の魅力を、デザインでも伝えていきたいです。」 三浦のお気に入りはこちら! トチ一枚板TE715 けやき一枚板E580 木目の動きや形にストーリーを感じる板をセレクト。 ナチュラルでありながら、しっかりと個性のある一枚です。 ■スタッフの目線で見ると、一枚板がもっと楽しい ベテランの田川と、デザインセンスの光る三浦。 二人の“推し板”を見ていると、同じ木でも感じ方がまったく違うのが面白いところです。 祭り屋では、スタッフそれぞれが「木の魅力」を自分の言葉でお伝えしています。 ぜひお店やオンラインショップで、スタッフコメントをチェックしてみてください。 きっと、あなたにぴったりの“出会いの一枚”が見つかるはずです。🌳 K > 続きを見る
2025.10.18 クルミ 祭り屋では、現在、クルミ材の一枚板を二枚ほど 東五軒町店に在庫として展示しています。 ※祭り屋東五軒町店 どちらも、少しグラデーションの入った杢目が特徴で、 一枚には鮮やかなブルーのレジン加工が施されており、 とても美しいです。 ところで、クルミの実を自分で割って食べたことがある方は、 いらっしゃるでしょうか。 最近では、すでに割られた状態で販売されているため、 自分で割るという経験をすることは、 なかなかないのかもしれませんね。 頭に浮かぶのは「くるみ割り人形」です。 昔の人もクルミを割るのに苦労していたようで、 最初は石などを使っていたそうですが、 16世紀ごろには人の形をしたものが作られ始め、 ドイツでは家内工業として盛んになり、 お土産などとしてヨーロッパ各地に広まっていったそうです。 さて、「くるみ割り人形」といえば、 いかつい騎士や王様のような姿をしていますが、 なぜだと思いますか。 当時の権力者の姿をした人形に、 硬いクルミを割らせることで鬱憤を晴らすという、 風刺的な意味があったようです。 現在では、クルミを割る役目は免除され、 インテリアとして愛好されているようです。 よかったですね。 (T) > 続きを見る
2025.10.13 ブログ 【木のこころ】―けやき・くす・とち・ポプラに宿る言葉と物語― 【木のこころ】―けやき・くす・とち・ポプラに宿る言葉と物語― 木には、それぞれの個性とともに「木言葉(きことば)」という心を映すようなメッセージが宿っています。 古来より人々は、木の姿や香り、強さやしなやかさに願いを込めてきました。 今回は、祭り屋でも人気のある〈けやき〉〈くす〉〈とち〉〈ポプラ〉の4つの木に焦点をあてて、その魅力をひもといてみます。 ■欅(けやき)―幸運・長寿・崇高― 日本を代表する銘木「欅(けやき)」は、堂々とした立ち姿と美しい木目が特徴です。 古くから神社仏閣の建築材としても使われ、「強さ」と「品格」を象徴する木。 その木言葉は「幸運」「長寿」「崇高」。 まっすぐに天へ伸びる姿は、まるで人の成長や志の高さを表しているようです。 けやきの家具は、時を経ても風格を失わず、家族の歴史を刻む一枚板として愛されています。「けやき」の名前は、「けやけき木」に由来すると言われています。この「けやけき」は、古語で「際立って美しい」「ひときわ優れている」という意味です。また、昔は「ツキ(槻)」と呼ばれ、「強き木」や「神が憑く木」といった説があります。  ■楠(くすのき)―力強さ・勝利・不屈の精神― 常緑の大樹・楠(くすのき)は、樟脳の香りを放つ生命力の象徴。 古来より「精霊が宿る木」として崇められ、巨木信仰の対象にもなってきました。 その木言葉は「力強さ」「勝利」「不屈の精神」。 潮にも虫にも強く、長く使えることから、建築や船の材料として重宝されています。 あの「となりのトトロ」に登場する大木も、実はクスノキ。 見る人の心を癒し、勇気を与えてくれる木です。 ■栃(とち)―贅沢・博愛・偉大― やわらかな表情と、ほんのり乳白色の艶をもつ栃の木。 その木言葉は「贅沢」「博愛」「偉大」。 春には白い花を咲かせ、実は「とちの実餅」などで知られています。 家具材としては、穏やかでやさしい印象の木目が人気。 見る人の心をゆるやかに包み込み、豊かで上品な空間をつくり出します。 その“贅沢”は華美ではなく、心を満たす静かな豊かさです。 ■ポプラ(ポプラ)―勇気・哀愁・時間―   北風にも負けずに空へと伸びるポプラは、どこか詩的で、懐かしい木。 木言葉は「勇気」「哀愁」「時間」。 季節ごとに姿を変えながらも、凛と立つ姿には“人生の歩み”を感じさせます。 その淡い色合いと軽やかな質感は、北欧家具にも通じる柔らかさ。 日々の暮らしの中で、時の流れを穏やかに受け止めるような温もりを持っています。 ■木に込められた想いを暮らしの中へ 木はただの素材ではなく、長い年月を生きてきた“語り手”でもあります。 それぞれの木言葉には、自然の力強さと人の願いが込められています。 けやき:幸運と長寿を願う木 くすのき:不屈の精神を宿す木 とちのき:博愛と豊かさを象徴する木 ポプラ:勇気と哀愁を感じる木 祭り屋では、こうした木々の物語を一枚板に込め、 「木とともに生きる豊かさ」をお届けしています。 🌿その他の木々と木言葉 樹種 木言葉 特徴・由来 栗(クリ) 公平・真心・満足・豊かな財産・豪奢 どっしりとした重厚感と温かみ。実を多くつけることから「豊かさ」の象徴。 楓(カエデ) 大切な思い出・美しい変化・約束・調和 四季を彩る葉の変化が美しく、「変化を楽しむ心」を表します。 イチョウ(銀杏) しとやか・鎮魂・長寿 都市の象徴的な街路樹。秋に黄金色に輝く姿は生命の循環を思わせます。 クルミ(胡桃) 知性・知恵・野心・勝利・子孫繁栄 深みのある色合いで人気のウォールナット。知恵と繁栄をもたらす木。 タモ(梻) 幸福な日々・未来への憧れ 弾力と強さを持ち、スポーツ用品にも使われる。まっすぐな未来志向の木。 桜(サクラ)・山桜(ヤマザクラ) 優美・純潔・精神の美・微笑 春を象徴する日本の花木。潔く散る姿から「美しさと強さ」を感じさせます。 水目桜(ミズメザクラ) 美しい・のびのび育つ・まっすぐ大きく 明るい木肌と心地よい香り。家具に使うと上品で柔らかな印象に。 屋久杉(ヤクスギ) 長寿・繁栄・厄除け・開運 千年以上の時を生きる神秘の木。生命力と祈りの象徴です。 白樺(シラカバ) 忍耐強い愛・光と豊富・純粋 白く清らかな樹皮が印象的。北国の象徴であり、清楚な美しさをもつ木。 桐(キリ) 高尚・再生・永遠の幸せ 女性が生まれると桐を植えるという風習も。高貴さと新しい始まりを意味します。 桂(カツラ) 不変・純愛・しとやか ハート形の葉と甘い香りが特徴。変わらぬ愛と優しさを象徴します。 ナラ 勇敢・強さ・長寿 堅く丈夫で、力強い印象の木。オーク材として世界中で愛されています。 キハダ(黄蘗) 寛大・気前の良さ 皮が薬用として使われる木。人に恵みを与える“寛容さ”の象徴。 追加: 人気のモンキーポッドの木言葉は「歓喜、胸のときめき、夢想、安らぎ」です。また、「夫婦円満の木」とも呼ばれ、縁起の良い木とされています。 🍃木に込められた想いを、暮らしの中に。 木は長い年月を生き、その姿のまま人の生活を支えてくれます。 それぞれの木言葉には、「力強く生きる」「人を思いやる」「変化を楽しむ」など、人生と重なるメッセージが込められています。 祭り屋では、そんな木々の個性を活かした一枚板を通じて、 “木とともに生きる豊かさ”をお届けしています。 ▽関連リンク 一枚板を木の種類から選ぶ 森と木と暮らしを考えるメディア「Forest&Life」 K > 続きを見る
2025.10.12 ブログ モンキーポッドとポット 最近、一枚板の中でも人気が高いモンキーポッド。 水墨画みたいな美しい杢目と、 耳の部分の白っぽい色とのコントラストが印象的で、 洋室でも和室でもよくなじみます。 モンキーポッドの実は鞘の形をしていて、 「猿がその実を好んで食べる(ポッド)」ことから、 この名前が付けられたそうです。 ※モンキーポッドの実 ちなみに、モンキーポッドはマメ科の木ですが、 「モンキーポット」というサガリバナ科の木もあります。 南米アマゾン地方に生えていて、果実はふた付きの壺のような形。 熟すとふたが外れて、中の種を10個から30個くらいばらまくんです。 名前がよく似たこの二つの木ですが、名前の由来はちょっと違います。 モンキーポットのほうは、 「猿が果実(ポット)の中の種を取ろうとして手が抜けなくなる」 という話からきていて、 ことわざの「賢い年老いた猿は壺に手を突っ込まない」に由来するそうです 。実際に、殻に砂糖を入れて猿が頭を突っ込み、 抜けなくなったところを捕まえる罠として使われたこともあるとか。 「猿が好む実」と「猿を捕まえる実」。 名前はそっくりですが、ちょっと違うおもしろいお話ですね。 (T)   > 続きを見る