一枚板・原木家具の祭り屋

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2025.11.25 ブログ レジンテーブルとは?初心者でもわかる特徴・メリット・デメリット|一枚板と相性抜群な理由まで解説 1.はじめに|レジンテーブルってどんなテーブル? 近年、SNS・インテリア雑誌・ハンドメイド市場で急速に人気を伸ばしている「レジンテーブル」透明感のある美しさや、光を通す独特のデザイン性が注目され、初めて目にする方の多くが「素敵!!これ、どうやって作っているの?」と興味を持たれます。 デザイン性が高いのはもちろん、世界にひとつのオリジナルに仕上がることから、初心者の方でも選びやすいテーブルとして注目されています。 この記事では、「レジンテーブルの仕組み」「メリット・デメリット」「一枚板との相性が良い理由」「おすすめの木材」をやさしく解説します。 2.レジンテーブルの基礎知識 2-1.レジン(樹脂)とは? レジンとは「エポキシ樹脂」と呼ばれる合成樹脂で、液体状の素材です。硬化剤と混ぜることでゆっくりと固まり、透明感と高い強度を持った硬い素材になります。 レジンの特徴  ・透明感と美しい光沢  ・好きな色をつけられる  ・硬化後は非常に強く丈夫  ・木材との密着性が高い この性質が、一枚板の“個性”を活かすのにぴったりなのです。 2-2.レジンテーブルはどう作られる? レジンテーブルは、木材とレジンを型に入れ、固めて仕上げます。 主な製作工程 1.一枚板の割れ・穴・隙間を活かすように配置 2.レジンを流し込み、ゆっくり硬化 3.固まったら型から外し、研磨・塗装して完成 工程を文字にするとシンプルですが、均一に固める技術や美しく仕上げる研磨技術など、専門的なスキルが必須です。 3.レジンテーブルのメリット ①圧倒的なデザイン性 レジンならではの透明感・光沢は他の素材では再現できません。光の当たり方で表情が変わるため、部屋のアクセントにもなります。 ②世界にひとつだけのオリジナル  ・木の個性  ・レジンの流れ方  ・選ぶカラー これらが重なり、まったく同じテーブルは存在しません。 ③一枚板の“欠点”を魅力に変える 割れ・穴・節など、天然木に必ずある特徴を、レジンが美しく補い、より個性的なデザインに。 ④お手入れが簡単 レジン部分は滑らかで汚れがつきにくく、普段は柔らかい布で拭くだけでOK。 4.レジンテーブルのデメリット(弱点もしっかり知ろう) 初心者の方が失敗しないためにも、正直に解説します。 ①高温に弱い レジンは熱に弱く、鍋やフライパンを直置きすると跡が残ることがあります。→鍋敷き・コースターは必須 ②直射日光に弱い場合がある 強い日差しで黄ばみが起きる可能性があります。 ③傷がつくと木材より目立ちやすい 透明部分のため、小さな擦り傷でも視認しやすい性質があります。 ④テーブルが重くなる レジンは密度が高く、一枚板と合わせるとさらに重量が増します。 ⑤価格が高め 手間・技術・材料費がかかるため、一般的な木製テーブルより高額になりがちです。 5.一枚板×レジンが人気の理由 レジンテーブルの中で特に人気が高いのが、一枚板との組み合わせ。その理由は… ①一枚板の個性が最大限に際立つ 天然木の割れ・穴・木目を、レジンが美しく補い、芸術的な仕上がりに。 ②自然素材とアートの融合 "木の温もり×レジンの透明感"空間に唯一無二の存在感を生み出します。 ③どんなインテリアにも合う ・モダン ・北欧 ・ナチュラル ・インダストリアル どんなスタイルにも寄り添う万能さがあります。 6.木材の種類で変わる表情|レジンと相性の良いおすすめ材 レジンテーブルは木材の違いで雰囲気が大きく変わります。ここでは特に人気の材をご紹介します。 ◆ウォールナット 深みのあるブラウンとレジンの透明感がよく調和。落ち着いた高級感を求める方に人気。 ◆ポプラ(コブ付き) “コブ(瘤/バール)”と呼ばれる複雑な模様が特徴。光を通すと立体感が際立ち、アート作品のような仕上がりに。 ◆栃(トチ) 明るく優しい木目で、透明レジンとの相性抜群。爽やかで軽やかな印象に仕上がります。 ◆ケヤキ 力強い木目と艶が魅力。レジンと組み合わせることで迫力と存在感が増します。 ◆上記以外の変形一枚板でも、レジン仕上げを施すことで“木の面白さ”と“使い勝手”の両方が手に入るため、とてもおすすめです。変形一枚板はこちら:https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/c/unique 7.まとめ|自分に合ったレジンテーブルを選ぼう レジンテーブルは ・高いデザイン性 ・世界にひとつの個性 ・一枚板との相性の良さ が魅力の人気テーブルです。 一方で、熱や直射日光への注意など、知っておきたいポイントもあります。 レジンのカラーや木材の種類で雰囲気は大きく変わるため、「部屋に合うか」「どんなイメージにしたいか」を基準に選ぶと失敗しません。 色・素材・サイズなどのご相談もお気軽にどうぞ。あなたの暮らしにぴったりの一枚をご提案いたします。I > 続きを見る
2025.11.24 ブログ 桐のまな板 祭り屋で桐のまな板を手に取ると、 ふっと肩の力が抜けるような軽さに驚かされます。 大・中・小と三つの大きさが揃っていて、 どれも手になじむ素朴な佇まい。 手前左大¥2,000手前右中¥1,600奥小¥1,200 用途に合わせて選びやすく、 値段も控えめ。 それでいて長く寄り添ってくれるところが、 人気の理由なのだと思います。 桐のまな板の魅力は、 暮らしの中でじわりと感じられるものばかりです。 軽くて扱いやすく、 柔らかい木肌はすっと手に吸いつくようで、 調理の動きを邪魔しません。 刃当たりが優しく、 包丁の摩耗を抑えてくれるのもありがたいところ。 水切れが良いので乾きも早く、 雑菌が増えにくいというのは、 台所仕事をする人間にとっては心強い味方です。 それからもう一つ。 桐には不思議な復元力があって、 包丁の跡がいつの間にか目立たなくなっていくのです。 使い込むほどに増す風合いも、 木の道具ならではだと感じます。 もちろん、良いところばかりではありません。 軽いぶん、力を入れて刻むと少し安定に欠けることがありますし、 柔らかい木ゆえに傷はつきやすい。 でも、その儚さも含めて、 桐のまな板の「生きものらしさ」なのかもしれません。 よく「お手入れはむずかしいですか?」と聞かれます。 けれど実のところ、とても簡単です。 使い終わったら水でさっと洗い、 中性洗剤をつけたスポンジで木目に沿ってこすり、 あとはよく拭いて日陰で立てかけておくだけ。 反りやひび割れを防ぐために、 熱湯をかけたり、食洗機に入れたり、 直射日光で乾かしたりするのはNGです。 魚や生肉を切るときは、 まな板を一度濡らしておくと匂いがつきにくくなります。 祭り屋の桐のまな板は、 木のまな板を初めて使う人にこそ試してほしい一枚。 気軽に手に取れて、 でも使うたびに小さな喜びを返してくれる。 そんな台所の相棒に出会いたい方は、 ぜひ一度、手に触れてみてください。 桐の花 (T) > 続きを見る
2025.11.22 ブログ 天然木の一枚板で彩るキッチンカウンター事例5選 — 祭り屋の施工実例紹介 近年、キッチンの前面カウンターや天板に一枚板(無垢材)を使用する事例が増えています。天然木ならではの優雅な木目、強度、そして一点物の存在感が空間を格上げしてくれます。今回は、祭り屋が手がけたキッチンカウンターの事例を5つご紹介しながら、それぞれの素材やデザインの特色、そして導入のポイントを解説します。 なぜ“一枚板”がキッチンカウンターに選ばれるのか 高級感と存在感一本の木から切り出された一枚板は、自然な木目の美しさと厚みのある質感があり、カウンターや天板として使うと非常に存在感があります。 唯一無二のデザイン一枚板はそれぞれ木目や形が異なるため、まさに“世界で一つだけ”の家具になります。 温かみと居心地無垢材は手触りがよく、温かみを感じさせる素材。キッチンという家の中心に自然素材を取り入れることで、暮らしの質が向上します。 耐久性適切な加工・仕上げを施せば、長く使える材質です。 実例紹介 以下は、祭り屋が納品・施工したキッチンカウンター・テーブルの実例です。 1.キッチンL字カウンター(楠材) サイズ:1550×650mm、厚さ150mm 素材:楠(くすのき)材 ポイント:L字型に設置されたカウンターは、料理スペースと対話スペースを兼ねる使いやすいデザイン。楠材のやさしい色味と香りが、居心地の良い空間を演出します。   2.ダイニングテーブル+カウンター(カエデ材) 全体サイズ:2400×790〜300mm、高さ720mm 構成: ダイニングテーブル部分:1300×790〜670mm カウンター部分:1100×300mm 素材:天板はカエデ(メープル)材 脚:スチール製ロの字脚+特注60mm角脚 ポイント:ダイニングとカウンターが一体になった設計で、食事と作業、来客のおもてなしなど多様な用途に対応。カエデ材の明るい木目が空間に軽やかさを与えます。   3.隣接ダイニングカウンター(ミャンマーチーク材) 素材:ミャンマーチーク無垢材 ポイント:キッチンに隣接したダイニングスペースに設けられたカウンター。チーク特有の落ち着いた色合いと頑丈さが、日常にもおもてなしにも使える優雅なラインを作り出します。   4.大型キッチンカウンター(シナ材) サイズ:2660×960mm(2355×305+960×305に分割) 素材:シナ材(白樺系) ポイント:広々としたカウンターは作業スペースとしても十分。明るいシナ材を使うことで、キッチンに清潔感と自然な印象をもたらします。   5.ケヤキ(欅)材:格式と重厚感を兼ね備えたキッチン 素材・用途:ケヤキ材のキッチン/カウンター一枚板けやきカウンター納品事例はこちら 特徴:長年使われても味わいが増す天然木。特に欅材一枚板のキッチンは、無垢ならではの深みのある風合いが魅力。   一枚板を選ぶ際のポイント 材種選び‒楠、カエデ、チーク、シナなど、用途やデザインによって素材を選ぶ。‒各材の特徴(色・硬さ・反りの出やすさ)を理解する。 サイズ感と設置条件‒通路幅を確保しつつ、カウンターとして使いやすいサイズを検討。‒天板の厚みや重さを考慮して、脚や反り止めの設計を行う。 仕上げ方法‒オイル仕上げ:木目の質感を活かすが、水や汚れにはやや注意。‒ウレタン仕上げ:耐水性・耐久性が高く、日常使いに適している。 メンテナンス‒無垢材は定期的なお手入れが必要。手入れ方法やメンテナンス周期をあらかじめ検討。 メンテナンスと仕上げについて 塗装の選択肢:オイル仕上げとウレタン塗装があります。ウレタン塗装は水回りに強く、汚れも拭き取りやすいためキッチン向き。一枚板・一枚板テーブル・ダイニングテーブル・無垢材家具|原木家具の祭り屋| 定期ケア:汚れが付いたら柔らかい布でふく、オイル仕上げの場合は年に1〜2回程度のオイルメンテナンスが推奨されます。 反り・割れ対策:設置時に反り止めを入れる、適切な湿度管理を行うことで、長く安心して使えます。 まとめ/お問い合わせへの誘導 一枚板のキッチンカウンターは、素材としての美しさだけでなく、日常を豊かにする温かみや唯一無二のデザイン性を兼ね備えています。今回ご紹介した事例は、素材や形、使い方の多様性を示す一例にすぎません。 もし「自分のキッチンに合う一枚板を探したい」「サイズ・仕上げを相談したい」とお考えでしたら、ぜひ祭り屋までお気軽にご相談ください。素材選定から寸法設計、塗装、納品まで、一貫してサポートいたします。 K > 続きを見る
2025.11.17 ブログ 一枚板テーブルをリメイクして再生|サステナブルでエコな家具ライフ 暮らし方が変わると「今のテーブルが使いにくくなってきた…」と感じることはありませんか?一枚板テーブルなら、形やサイズ、高さを変えて“今の暮らし”に合わせて再生することができます。 「一枚板テーブル」をただ使い続けるだけではなく、リメイクという形で再び活かすことで、環境にも暮らしにも優しい“エシカルな家具”として新たに生まれ変わります。 1.一枚板テーブルとは?無垢材家具の魅力 一枚板テーブルとは、木材をつなぎ合わせず、そのまま一枚で使用した無垢材の天板を指します。木そのものの風合いや木目、経年変化の味わいが最大の魅力です。 “無垢材テーブル再生”というキーワードにもあるように、無垢材ならではの強さと厚みがリメイクを可能にします。 2.一枚板だからこそできるリメイクの理由 一枚板は、“削り直し・再塗装”“サイズカット”“脚の交換”など、複数回のリメイクに耐える素材です。大量生産の家具では難しい「再生可能な家具」であり、 ●リメイクで再生 ●長く使える家具 ●循環型インテリア といった価値を持っています。 お引越しでサイズが合わなくなったとき、座卓からダイニングへ変更したいときなど、暮らしに合わせて柔軟にアップデートできる点が一枚板の大きな魅力です。 キズやシミも削り直せば、まるで新品のように甦ります。 3.リメイクが叶えるサステナブルな暮らし 「サステナブル家具」「エコ家具リメイク」の観点では、家具を長く使うことは資源を大切にする“使い捨てない選択”でもあります。 新しい家具を買い替えるのではなく、今ある一枚板を活かすことで、環境負荷を抑え、暮らし自体を“エシカル”にするアプローチです。 さらに、一枚板には“暮らしの記憶”が刻まれています。リメイクによって、その思い出を残しながら再び使える――これは再生家具ならではの価値です。 4.当店で対応しているリメイク内容とカスタマイズ例 当店では、以下のようなリメイクに対応しています。 ●サイズカット(例:1800mm→1500mm) ●脚の交換(座卓→ダイニング/木製脚→アイアン脚) ●再塗装(オイル仕上げ/ウレタン仕上げ) ●残材を利用したスツールや棚板の製作 特に座卓からダイニングテーブルへの変更は、“暮らし方に合わせた家具のアップデート”として人気が高まっています。 リメイク前(長さ1800㎜) リメイク後(長さ1500㎜) 5.ご注意:リメイクは祭り屋で製作した商品に限ります 安全で高品質なリメイクをご提供するため、当社にて製作した一枚板テーブルに限り、リメイクを承っております。 素材や仕上げ、構造を把握していることで、安心して永く使える再生が可能になります。 6.お問い合わせ・リメイクの流れ リメイクをご検討中の方は、天板のサイズ・状態・ご希望の内容をお知らせください。確認のうえ、お見積もりをご提案いたします。 “エコで豊かな暮らし”を実現する第一歩として、どうぞお気軽にご相談ください。I 👉お問い合わせはこちらhttps://www.maturiya.co.jp/contact/ > 続きを見る
2025.11.17 ブログ 🍁 紅葉する木で作る一枚板テーブル 秋の美しさが宿る3つの樹種 秋になると山が赤や黄色に色づきます。その華やかな風景の裏には、木々が冬を迎えるための“準備”という自然の仕組みがあります。 そして実は、紅葉が美しい木ほど、家具材としても優れた性質を持っていることをご存じでしょうか? この記事では、日本の秋を彩る「ケヤキ」「カエデ」「サクラ」について、 紅葉のメカニズムと一枚板としての魅力を、ご紹介します。 ■紅葉のしくみ|葉が色づく理由 紅葉は、木が冬を越える準備として行う生理現象です。 ●なぜ葉の色が変わるのか? 春〜夏、葉は緑色の「クロロフィル」で日光を吸収し、光合成を行います。 しかし秋になって気温が下がると光合成の効率が落ちるため、木は葉を切り離す準備を始めます。 葉と枝の間に“離層”と呼ばれる仕切りを作り、栄養の流れを止めることで、クロロフィルが分解されていきます。 その結果、隠れていた黄色が見える・赤い色素が作られるなどして色が変化していきます。 ●紅葉の3パターン(正確) 赤くなる(紅葉):カエデ・モミジなど →アントシアニン(赤色)を秋に新しく合成 黄色くなる(黄葉):イチョウ・ポプラ・ブナなど →カロテノイド(黄色)がクロロフィルの減少で表面化 茶色くなる(褐葉):ケヤキ・コナラなど →タンニンなどが酸化して褐色化(フロバフェンという表現は誤りではないが一般的ではないため補足済) 美しい紅葉には、昼夜の寒暖差・8℃以下の低温・十分な日照が必要です。 ■ケヤキ|力強い木目が魅力の日本の銘木 ●紅葉の特徴 ケヤキの紅葉は、赤・黄・オレンジと個体差が非常に大きいことが特徴。 しかも、同じ木は毎年だいたい同じ色に紅葉することが分かっています。 これは木が持つ遺伝的な性質によるものです。 街路樹でも、隣のケヤキ同士が違う色で紅葉しているのがよく見られます。 ●木材としての魅力 はっきりした木目(環孔材) 春材と秋材の細胞サイズが大きく異なるため、力強くダイナミックな木目が生まれます。 耐久性が高く、水や衝撃に強い 和太鼓や木臼に使われるほど頑丈で、腐りにくい木です。 経年で深まる色 黄色〜橙色→年月とともに赤みが増し、深い飴色に変化します。 当店の欅はこちらから ■カエデ・モミジ|秋の主役が持つ優しい白さ ●紅葉の特徴 カエデとモミジは、植物分類上はどちらもAcer(カエデ属)に属し、 切れ込みの深さで呼び分けているだけです。 秋にはアントシアニンの生成により、鮮やかな赤に染まります。 日本各地の紅葉名所の多くが、このカエデ・モミジです。 ●木材としての魅力 白くて滑らかな質感(“木の真珠”) 均一できめ細かい木目が特徴。上品で優しい雰囲気が生まれます。 衝撃に強い丈夫さ 野球バット、ボウリングレーンにも使われるほど密度が高く頑丈。 ゆっくり深まる経年変化 使い込むほどに温かみのある色へ。紅葉のように、時間とともに味わいが増していきます。 当店の楓はこちらから ■サクラ|一年を通して楽しめる“日本の木” ●紅葉の特徴 桜といえば春の花が有名ですが、秋の紅葉も美しい木です。 ヤマザクラやソメイヨシノなど、種によって赤・黄・橙と色の幅が広いのが特徴。 春も秋も楽しめる、日本らしい木材です。 ●木材としての魅力 色のコントラストが美しい 心材は赤褐色〜褐色、辺材は明るい黄白色で、一本の板の中で美しい対比が生まれます。 ときどき緑色の縞(ガムポケット)が入るのも特徴。 桜餅のような甘い香り サクラ材には「クマリン」という芳香成分が含まれ、甘い香りがあります。(←ここ正確) ほどよい硬さと強さで扱いやすい 粘りがあり傷にも強く、磨くことで艶が出て美しく仕上がります。 当店の桜はこちらから ■紅葉する木を選ぶ理由 ●四季を感じる暮らしができる 紅葉する木は、芽吹き→成長→紅葉→落葉というサイクルを何十年も繰り返してきました。 一枚板には、そのすべての時間が刻まれています。 ケヤキを見るたび秋山を思い出したり、カエデの白い肌に紅葉の記憶を重ねたり—— 一枚板は、暮らしの中に四季を連れてくる家具です。 ●持続可能で環境にも優しい 一枚板は寿命が非常に長く、次の世代まで使える家具。 長く大切にすることで、資源を無駄にしない選択になります。 ■一枚板の選び方 ケヤキ:力強い木目・高耐久・深い飴色への変化 カエデ:白く上品・滑らかで優しい印象 サクラ:色の対比が美しい・香りがある・温かい雰囲気 テーブルは毎日向き合う家具だからこそ、 実物を見て触って選ぶことが一番大事です。 ■まとめ|紅葉の美しさをご自宅に 秋の山を彩るケヤキ、カエデ、サクラ。 その紅葉の裏にある生命力こそが、一枚板テーブルとしての美しさや強さの源です。 祭り屋では、厳選した銘木の一枚板を取り揃え、 専門店ならではの丁寧なサポートで、あなたの“理想の一枚”選びをお手伝いしています。 一枚板との暮らしは、まるで毎日が紅葉狩りのような、豊かで温かい時間をもたらしてくれます。 M > 続きを見る
2025.11.15 ブログ 木の“余白”に宿る美 🍃木の“余白”に宿る美 ―節・割れ・歪みが語る、自然の美学― 家具として木を扱うとき、多くの人が「真っ直ぐで、傷がなく、完璧な板」こそ良いものだと思いがちです。しかし、本当に美しい木とは――欠けや歪みといった“不完全さ”の中に、自然の力がそのまま宿る木ではないでしょうか。 祭り屋が大切にしているのは、まさにその“余白の美”です。 ◆節(ふし)―枝の記憶が生み出すデザイン 節とは、木が長い年月の中で伸ばしてきた“枝の痕跡”です。 節は木の生きた証 木目に動きを与え、唯一無二の表情を生む 無機質ではない、温かな存在感 高級材でも、節をあえて魅せることで、空間に力強いアクセントが生まれます。 ◆割れと契り(ちぎり)―補修を超えた“調和の美” 木が乾燥する過程で生まれる割れ。祭り屋では、これを隠すのではなく“契り”を施すことで美しく昇華します。 契り=単なる補修ではなく、木と職人をつなぐ象徴 蝶型契り、金魚型契りなど、造形としての美しさ 割れのラインが木の個性を際立たせる 自然と人の技が出会う場所が、契りのある一枚板です。 ◆歪み・曲がり―自然の造形を受け止める 真っ直ぐではない木、均一ではない木目。それらは長い時間を生き抜いてきた木だからこそ持つ“表情”です。 曲がりは木が環境に適応してきた証 不均一なラインほど、空間に奥行きが生まれる 人工には作れない“揺らぎ” 自然そのままの造形は、家具に静かな迫力を与えます。 ◆不完全こそ、美しい 木の個性は、完璧さではなく“不完全さ”の中に潜んでいます。 欠けているからこそ、心を惹く。歪んでいるからこそ、味わいがある。 これは、自然だけでなく、人の生き方にも重なる美学です。 ✨まとめ 節・割れ・歪み。それらは決して欠点ではなく、木が生きてきた証であり、唯一の個性です。 祭り屋はその個性を尊重し、“余白の美”を大切にする家具づくりを続けています。不完全を受け入れる心が、空間をより豊かなものにしてくれるのです。 K > 続きを見る
2025.11.11 ブログ 丸・楕円・長方形?形で変わるダイニングテーブルの印象|一枚板の魅力と選び方ポイント —暮らしに合うテーブルの選び方— 「テーブルの形なんて好みで決めればいい」と思っていませんか?実は、ダイニングテーブルの形やレイアウトひとつで、食卓の印象や家族との距離感が大きく変わります。お部屋の広さや過ごし方に合わせて選ぶことで、より心地よい空間をつくることができます。 ■長方形テーブルの特徴|一枚板の魅力をいちばん美しく見せる形 もっとも定番で人気のあるダイニングテーブルの形です。きちんとした印象で、落ち着きや安定感があります。壁付けにも中央置きにも対応しやすく、家族の人数が多いご家庭や来客の多い方にもおすすめです。 一枚板テーブルの場合、木目の流れや自然のラインを最も美しく見せられる形でもあります。「木そのものの表情をじっくり楽しみたい」という方には、やはり長方形がおすすめです。 さらに、自然の曲がりを残した変形一枚板テーブルをレイアウトすると、お部屋にぬくもりと個性が生まれます。 ■角丸ダイニングテーブル(ラウンドエッジ)|やさしさと安心感のあるデザイン 四角い形にやわらかさを加えたデザインで、ナチュラルな印象のダイニング空間に。角を丸くすることで圧迫感が減り、小さなお子さまのいるご家庭でも安心です。また、動線が取りやすく、限られたスペースでも軽やかに見せてくれます。 一枚板テーブルでも角を大きめに丸くカットすることが可能。自然の皮目を残せば、丸みと自然の表情を両立した特別な仕上がりになります。※角丸加工は、別途お見積もりとなりますのでご相談ください。 ■楕円・丸ダイニングテーブルの特徴|家族の顔が見える、会話が弾む形 全員の顔が見える形で、自然と会話が生まれるのが特徴です。角がないため動線がスムーズで、空間を広く感じさせてくれます。人数が増えても詰めて座れる柔軟さも魅力です。 丸テーブルや楕円テーブルは、カフェのような親しみやすい雰囲気をつくりたい方にもおすすめ。リビングダイニングを明るく開放的に見せてくれます。 一枚板を円形や楕円形にカットすることで、天然木の表情を活かした特別なテーブルに。一部に皮目を残して仕上げる変形丸テーブルも人気です。 さらに、祭り屋では一枚板を八角形にカットした天板もご用意しています。個性的で空間にぬくもりを添える八角形テーブルは、こちらからご覧いただけます→八角形テーブル詳細 ※円形加などの加工は、別途お見積もりとなりますのでご相談ください。 ■テーブルの形で変わる、食卓の雰囲気 同じ木材でも、形によって印象は大きく変わります。どんな時間を過ごしたいかを思い浮かべながら選ぶと、理想の食卓に近づきます。 ■暮らしに合うダイニングテーブルを選ぶポイント テーブルは、食事のためだけでなく、家族が集まる場所の中心です。ダイニングテーブルの形によって、空間の印象や過ごし方まで変わります。「見た目が好き」から一歩進んで、「どんな時間を過ごしたいか」で選ぶ。そんな暮らしに合うテーブル選びを、私たちはお手伝いいたします。 ぜひ一枚板ダイニングテーブルで、暮らしに合う心地よい食卓空間を作ってみてください。I > 続きを見る